長毛猫特有の頑固な毛玉と格闘した日々




・・頑固な毛玉を発見次第、写真とともに体験記を・・と予定していたのですが、
手描きのイラストになりそうです。しばしお待ちください。2011.01.26



案の定、手描きのイラスト(うちの子です:メインクーン・2.5kg)
を載せることになりました。

うちでは一度戦ったので、もう二度と“頑固な毛玉”ができることはなさそうです。
内容の補助になるような写真を載せられなくてすみません。イラストでご勘弁ください。m(_ _)m


こちらのページへ来られる方は、相当、毛玉に苦労されている方だと見越して、
以下の体験談+方法を書きたいと思います。


まず、下のイラストをご覧ください。

(・・びっくりしないでくださいね^^; 一応、16歳のメインクーンを描いてみました。)

水色の四角線で囲んだ三箇所は、うちの子によく見られた
毛玉のできやすい箇所を指しました。

それぞれ“あご下・わき下”“おなか・足の内側”“もも後ろ・しっぽ付け根”です。



この三箇所は必ず気をつけてあげてください。
食べる姿勢・歩く姿勢・眠る姿勢 などに支障をきたすことが多いです。



~頑固な毛玉の取り除き方~


※必ず“先端が鋭くないハサミ”をご用意ください※

下図のように皮膚と近い部分から絡まっている場合、
けして行ってはならないのは、(×ダメ)皮膚に沿って毛を切ること(ダメ×)です。
絶対にダメです。怪我のもとになってしまいます。

・・これまた更に見づらい絵で申し訳ないですが、ご理解のほどお願いします。

図の解説


よこから バツ と書いた方は“皮膚と平行ではダメ”という意味です。

根元から絡まっている毛玉は、いわば下図のようになっています。

水色の矢印の方向に絡まって毛玉ができる訳ですから、
根元はまっすぐに伸びることを忘れてはいけません。/


だから切るのは“表面の網状の毛(つまり毛玉)”だけなのです。
といっても、上図の“水色の矢印3個分ほど=毛一本の長さ”ですから、
表面といっても“1、2ミリ”の層しか切れません。


面倒な作業ですが、怪我をさせないことが一番の作業です。がんばりましょう。
断ち方のイメージとしては
“セーターの表面を、穴が空かないようにハサミで毛糸を断つ”感じです。

少しずつ少しずつ断ちほぐしていくと、
うちの場合、夏場に一箇所5日程でキレイさっぱり頑固な毛玉は取り除くことができました。
老猫になれば、自分で舐めて毛並みを整えるつもりが、
途中で絡まる舐め方になってしまったり、ネコ自身も予想できない行動をしてしまう
ことは当然あります。

「ネコが自分で勝手にするから仕方ない」なんて思わずに
長毛ネコならではの苦労は、ネコ自身と飼い主さんが分かり合って解決してほしいものです。
外見のバランスなど、気にするのは二の次に。快適に元気に生きられるように
しっかり管理してあげてください。^^




うちの子の部屋 メニュー

~画像集~

“cheliさんの元気の秘訣”

“日常のcheliさん”

~レポート集~

うちの子17歳の今です。
“老猫特有の食欲不振の改善方法”


うちの子の部屋トップページへ





Copyright(C) 2011 うちの子の部屋 All Rights Reserved.